イルカの知性はその潜在的可能性が古くから指摘され、世界的にも数多くの研究者の研究対象になり、世間一般からも興味の対象とされている。体重に占める脳の割合がヒトに次いで大きいことも知られている。高い周波数をもったパルス音を発して、物体に反射した音からその物体の特徴を知る能力を持つ。更にその特徴を他の個体にパルス音で伝えたりとコミュニケーション能力が高い。このことから、人間とは違った世界観を所有していると考える科学者もいる。
SF作品では、しばしばイルカが人間と同様の知性を持つ、あるいは人間以上の知性をもった存在として描かれることがある(実際には科学的根拠はない、優劣は別にしても人間と同質で語る知性でない為である)。
他方、イルカにまつわる奇妙な話は数多い。たとえばおぼれた人間をイルカが助けた、といった話は世界中にある。イルカセラピーの関係者には、イルカには人の心がわかると論ずるものもいる。さすがに宇宙人と交信しているというのは無理があるとは思われるが。いずれにせよ、イルカにはまりこむ人間は数多く、イルカの子殺しが発見された際、おそらく海洋汚染が原因であろうと論じたものがいた。要するにイルカがそんなことをするはずがない、というのである。